- 障害者雇用の暗黒な側面がわかってきたASDの人
- 障害者雇用の、切り出された仕事(作業)がイヤになってきたASDの人
- 正社員になりたいASDの人(これは、止めたほうがよい)
など、
「非正規雇用がイヤ」なASD(自閉症スペクトラム)の人は、今すぐ以下の本をお読みください!
作家・著者専門プロデューサーの長倉顕太さんの「移動する人はうまくいく」(すばる舎。13万5千部のベストセラー)です!
「正規雇用よりも大切なこと」がわかることでしょう!
「非正規より正規がよい」というのは洗脳です。
昨日は福祉の現場に出たため、疲れ気味な筆者です!
でも、出席してよかったです。「15年前の筆者」みたいな出席者もいました。
15年前は、筆者も初々しかったかもしれません。笑
本題
ASDのアナタは非正規雇用がイヤで、不満の毎日ではないですか?
どうすれば正社員になれるのだろう?と考えていませんか?
わかります。
厚生労働省資料「令和5年度障害者雇用実態調査」2ページ目によると、以下のとおりです(下線の追記は筆者による)。
(2)雇用形態
雇用形態をみると、身体障害者は59.3%(前回は52.5%)、知的障害者は20.3%
(同19.8%)、精神障害者は32.7%(同25.5%)、発達障害者は36.6%(同22.7%)
が正社員となっている。
全文はこちら→https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/001233719.pdf
資料通り、正社員は、狭き門です。
しかし、考え方を変えたほうがいいです。
なぜならば、経営者や個人事業主から見れば、「正社員と非正規社員とでは、大差ない」のです。
正規・非正規を問わず、会社員は「地獄への入口」です。
ですので、解決策は「開業」のみ。
本書「移動する人はうまくいく」を読んで、将来に備えてください。
「常識」という洗脳に騙されないでください!
ただし、すでに会社員であるアナタには、すぐ辞めろとは言いません。
給料はそれなり以上に入ります。ですので、お金を貯めておくことです。
詳細は、以下の文章をご覧ください。
詳細
その1
マスコミやネットでは、「正規社員(正社員)」か「非正規社員(派遣・バイト・契約社員)」か、という物差しで語っていることが多いです。
しかし、知っている人は知っています。
もっと本質的な物差しがあります。
アナタが「勤め人」なのか「経営者・個人事業主」なのか、です。
この2者では、全然違います。
特にマスコミでは、語らないです。
「正規か非正規か」の話題ばかり、です。
「勤め人」と「経営者・個人事業主」との違いに比べれば同じようなものなのに。
「勤め人」を卒業することのほうが、大事。
本書「移動する人はうまくいく」119ページから引用します。
「選択肢を増やす」ということを考えたときに会社員が最悪なのはわかるだろう。
「誰と働くか」「どこで働くか」「いつ働くか」が自分で選べないからだ。
これの何が怖いかというと、日本社会では「誰と働くか」「どこで働くか」「いつ働くか」を選べないという異常事態が当たり前のこととされていることだ。
冷静に考えれば、この三つが選べない時点で人生を奪われたようなものだ。
筆者の目から見ても、近年為政者は「インボイス」という「下請けいじめ」の制度を設ける始末。
筆者は、「正社員を増やす」より、「自営業者を増やす」政策が、日本のために重要だと思います。
その2
本書に書かれているように、移動すると能力が覚醒するのは本当。
ASDの筆者でも、会社勤めという「安定」を捨てて独立開業(≒『移動』)したら、能力が覚醒しました。
本書40ページから引用。
(略)移動しまくることで感覚が研ぎ澄まされ、今まで見えなかったものが見えるようになった。常識、世間体、同調圧力によって見えなくなっていたもの、感じられなくなっていたものがわかるようになった。
引用文中、「移動」≒「独立開業」ということです。
ASDゆえに盲点が多かった筆者。
しかし、盲点が次々解消してきています。
しかも、「点が線になって」見えるようになってきています。
これからどんどん能力が高まるでしょう。
補足
「障害者雇用は、論外」です。
理由は、実力・働き以上の給料が払われることが多いからです。
本書124ページから引用。
だから、給与以上の働きができる人ほど、会社員が割に合わなくなってしまう。この理論でいくなら会社員をやっていて得するのは、給与以下の働きしかしない人ということになるが、そのような志では人生が変わらないのは言うまでもない。
しかし、お金は貯まります。
開業のための資金や当面の生活費を貯めておくことがおすすめです。
「銀河」氏の著書「属さない働き方のすすめ 発達障害フリーランス」(翔泳社)67ページには、以下のように書かれています。ご参考まで。
(略)生活費は最低でも半年間分ほど。余裕がある人は1年分くらい生活費を用意しておいてほしいと思います。
最後に
「正社員になりたい」アナタ、「非正規がイヤな」アナタは、絶対に本書を読んで、常識を疑ってみてください!
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