- 「今何をしたらいいかわからない」ASDの人
- 「どうすれば現状が変わるのか知りたい」ASDの人
など、
「五里霧中」状態のASD(自閉スペクトラム症)の人は、今すぐ以下の本をお読みください!
スティーブン・R・コヴィー著「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」(キングベアー出版)です!
ASDのアナタでも、次第に「霧が晴れていく」ことでしょう!
今日は、早朝にExcel関数の課題を提出した筆者です!
これで関数はお終い。明日以降、グラフや集計を復習していきます。
一方、「ExcelでのAI(Copilot)活用」も学びが深まりました。
例えばExcelのエラーが出たら、AIで解決するクセをつけていきます。ネット検索や書籍の参照ではなく。
AIを学んでいると、爽快感があります。
本文
ASDのアナタは「今何をすればよいのか」わからず不安ではありませんか?
筆者もそうでした。将来も全く見えない。
しかし、本書『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』には、あらゆる悩みに有効な処方箋が書いてあります。
世界で4000万部以上売れている本書で、糸口を見つけられることでしょう!
大切なのは、まず運動から始めることです!
詳細
1.ASDの成長に必須!「人間の4大要素」と主体性を学ぶ
本書では、「どうしたらいいのかさっぱりわからない」ASDの成長に大切な基礎知識「人間の4大要素」を学べます。
「人間の4大要素」とは、本書によると以下の通り。
- 肉体
- 精神
- 知性
- 社会・情緒
「今どうしたらいいかわからない」ASDのアナタには、「四大要素」のうち「肉体」の鍛錬が最優先なのです。
肉体を鍛えると、「主体性」が増すからです。
今のアナタに一番大切なのは、「主体性」(第1の習慣)なのです。
主体性が身につけば、「第2の習慣:終わりを思い描くことから始める」以降へ進めます。
本書431ページから引用(下線は筆者による)。
運動を継続することで得られる最大のメリットは、第1の習慣の主体的な筋肉も鍛えられることだろう。(略)健康を大切にする価値観に基づいて行動すると、自信がつき、自分に対する評価や自尊心、誠実さが大きく変わっていくはずである。
筆者の実話を書きます。
病み上がりだった筆者は、最近まで1日を知性を磨く行動から始めていました。
筆者には、知性の研鑽が一番とっつきやすかったからです。
また、知性が生命線だと思っていたからです。運動は、「余裕があれば」でした。
しかし、独立開業して、QOL(Quality Of Life)を高める必要ができました。
すると、アタマやカラダの稼働時間を増やすには、運動量を高める必要があることに気づきました。
そこで、筆者は1日の最優先事項を肉体の鍛錬に設定し始めました。
すると、知性(頭)や精神(心)も調子よく、1日の「実行する力」やQOLが高まりました。
上記引用文のように、主体性は、肉体の鍛錬と関係が深いのです。
まずは、カラダを鍛えることです。
2.注意事項
ここで大切なのは、「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」に気づかれないように小さな変化(ここでは運動)から行うことです。
ホメオスタシスとは、人間の現状維持を司る機能です。
天才認知科学者の苫米地英人博士は、コーチング入門書「立ち読みしなさい!」(ありがとう出版)で、次のように仰っています。180ページから引用(太字は原文通り)。
自信がない人ほど、より小さなことから始めてください。
早く自信を持ちたいばかりに大きな目標を掲げると、失敗します。(中略)
ホメオスタシスに気づかれないように、まずは小さなことから変えてください。
小さな目標であれば、現状維持の範囲内なので、ホメオスタシスに気づかれることはありません。
3.補足
本書を読むにあたって、補足があります。
ASDの人には難しいであろう「公的成功(第4~第6の習慣)」。
意味がわからなければ、飛ばしてもよいです。
先に「第7の習慣:刃を研ぐ」を読んだほうがよいです。
「第7の習慣:刃を研ぐ」は、理解可能でしょう。
なお、本書の「第7の習慣」の章では肉体・知性・精神の鍛え方が、詳述されています。
少しだけ引用。
427ページからの肉体的側面
理想的なのは、自宅でできて、持久力、柔軟性、筋力を伸ばせる運動プログラムである。
432ページからの精神的側面
偉大な文学や音楽に没入して精神の再新再生を感じる人もいるだろう。雄大な自然との対話から再新再生を見出す人もいるだろう。
436ページからの知的側面
日頃から知識を吸収して知性を広げていこうと思ったら、優れた文学を読む習慣を身につけることにまさる方法はない。
ASDの人の場合、「社会・情緒」を磨くのは、後からでよいです。
最後に
現在「五里霧中」の状態であるASDの人は、絶対にお読みください!
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